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Markdown記法

 Markdown(マークダウン)とは、「書きやすくて読みやすい、デジタル文書のための書き方」です。「軽量マークアップ言語」ともいう。通常、Webページやリッチな文書を作るには「HTML」という複雑なコードを書くか、Microsoft Wordのような「重いソフト」を使う必要があります。しかし、Markdownを使えば、プレーンテキスト(ただの文字)に簡単な記号を加えるだけで、見出しや箇条書き、太字などの装飾が表現できます。メリットとしてマウスを使って「太字ボタン」や「見出し設定」をクリックする必要がありません。キーボードから手を離さずに、記号(# や * など)を打つだけで装飾が完了します。汎用性があり、GitHubはもちろん、Slack、Discord、Notion、Trello、チャットボットとの対話でも使えます。変換が容易で書いたテキストは簡単にHTML(Webページ用)やPDF、Wordファイルに変換できます。
 Markdownファイル(拡張子 .md)は、最終的にHTML(HyperText Markup Language)に変換(コンパイル)されてブラウザに表示されます。


用例

 Markdownの鉄則として、**「記号の後ろには、基本的に半角スペースを1つ入れる」**
 エディタ上で改行キー(Enter)を1回押しただけでは、実際の表示では改行されないことが多いです。確実な改行方法として行末に 半角スペースを2つ 入れてからEnterを押すか、空白行(Enter2回) を挟むことで段落を分けます。

見出し(Headings)

文章の構成を作る最も重要な要素です。# の数で文字の大きさが変わります。
書き方:
# 最大の見出し(タイトルなど) ## 中くらいの見出し(セクション) ### 小さい見出し(小項目)

箇条書きリスト(Lists)

情報を整理するのによく使います。記号はハイフン - でもアスタリスク * でもOKです。
書き方(記号の後にスペース必須):
- サーバーサイド
- フロントエンド
- データベース

番号付きリストの場合1. と書きます。
1. 企画
2. 開発
3. テスト

文字の強調(Emphasis)

重要な部分を目立たせます。
書き方:
このシステムは **非常に重要** です。

引用(Blockquotes)

他サイトの文章や、メールの返信などで使います。
書き方:
> 素晴らしいコードは、そのドキュメントも素晴らしい。

コードの表示(Code)

プログラムの命令文などを通常の文章と区別します。バッククォート( `)を使います。(Shift + @ キーであることが多いです)
書き方(インライン): 文中に埋め込む場合
ここで `npm install` を実行します。
書き方(コードブロック): 複数行の場合
def hello():print(“Hello World”)

リンク(Links)

Webサイトへのリンクを貼ります。[表示文字](URL) の順です。
書き方:
検索は [Google](https://google.com) で行います。

「デリミタ(区切り文字)」

水平線を使う(---
最も視覚的に分かりやすく、AIも「ここで文脈が変わったな」と認識しやすい方法です。
入力例:

以下の文章を、ビジネスメールとして適切な敬語に添削してください。

---
昨日メール送った件だけど、まだ返事ないから確認よろしく。
急いでるんで早めにお願い。
---

トリプルクォートを使う("""###
AI開発の現場(API利用など)で標準的に推奨される強力な区切り方です。Markdownではありませんが、AIにとって非常に強力な「囲い」として機能します。
入力例:

以下のテキストを要約してください。

テキスト:
"""
ここに長い文章が入ります...
(中略)
...
"""

コードブロックを使う(```
「コードの表示」の応用です。削対象の文章に「改行」や「特殊な記号」が含まれている場合、この方法が最も安全で確実です。AIが文章の中身を命令と勘違いするのを防げます。
入力例:

以下のMarkdownの書き方に間違いがないかチェックしてください。

```markdown
# タイトル
ここが本文です。
```
タグ

 Markdown記法そのものではありませんが、Markdownの中で『タグ』は使えます。
Markdownファイルの中には、HTMLタグ(XMLと兄弟のような関係)を直接書くことができます。Markdownはシンプルさが売りですが、「文字の色を変えたい」「画像を特定のサイズで表示したい」といった細かい指定は苦手です。そんな時、Markdownの中に直接タグを書くと、多くのエディタやブラウザはそれを解釈してくれます。
例:文字色を変える(Markdownだけでは不可、タグなら可能)Markdownここは通常のMarkdownです。 <span style="color: red;">ここだけ赤色のタグを使っています。</span>
つまり、Markdownは基本は簡易記法で書きつつ、こだわりたい場所だけタグ(HTML/XML)を使う」というハイブリッドな使い方ができるのです。

「AIへの指示の区切り(デリミタ)」と結びつき
 #--- 以上に、XMLタグを使った区切りが「最強の指示方法」として好まれる傾向があります。なぜなら、タグを使うことで、AIに「その文章の意味(役割)」まで伝えられるからです。
具体的なプロンプト例として以下のように、情報をタグで囲むことで、AIは構造を完璧に理解します。

以下の <text> 内の文章を要約し、<format> の形式で出力してください。

<text>
昨日の会議では、プロジェクトAの遅延が主な議題となりました。
人員不足が原因であるため、来週までに追加メンバーを2名採用することが決定しました。
...
</text>

<format>
- 課題: [課題の内容]
- 決定事項: [決定の内容]
</format>

このように <text>(対象テキスト)や <format>(出力形式)といった「独自のタグ」を勝手に作って使えるのが、XMLタグ風記法の強みです。


記法特徴主な用途関係性
Markdown# * -文章の骨組み、メモ、ドキュメント作成基本
XML/HTMLタグ<tag>...</tag>複雑な装飾、AIへの意味付け、データの構造化拡張・補完

Markdownを勉強していると、いずれ「Markdownだけでは表現しきれない壁」に当たります。その時に「タグ(HTML/XML)を混ぜて書く」を知っていると、表現の幅がグッと広がります。


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