AI

AIについて

基本的な考え方

AIへのプロンプト作成に最も重要なのは”試行錯誤すること”です。

  1. 具体的かつ明確に伝える
    ・曖昧な指示は、曖昧な答えにつながります。できるだけ具体的に、明確な言葉で指示を出しましょう。
    • 悪い例: 面白い話を作って
    • 良い例: 主人公がタイムスリップしてしまった猫である、小学生向けの短い物語を500文字程度で作成してください。ユーモアを交えて、最後はハッピーエンドにしてください。
  2. 役割(ペルソナ)を与える
    ・AIに特定の専門家やキャラクターになりきってもらうことで、回答の視点やトーンが定まり、質が格段に向上します。
    • 悪い例: この文章を校正して
    • 良い例: あなたは経験豊富な編集者です。以下のビジネスメールの文章を、より丁寧で分かりやすい表現に修正してください。
  3. 背景(コンテキスト)を共有する
    ・あなたが置かれている状況や、その指示を出すに至った背景を伝えることで、AIは文脈を理解し、的確な回答を生成しやすくなります。
    • 悪い例: マーケティングのアイデアを教えて
    • 良い例: 私は地方の小さなパン屋を経営しています。ターゲット顧客は主に主婦層です。来月の新商品「完熟りんごのデニッシュ」を効果的に宣伝するための、低予算で実行可能なマーケティングアイデアを3つ提案してください。
  4. 対話を通じて深掘りする
    ・一度の指示で完璧な答えを求めようとせず、AIとの対話を通じて、少しずつ理想の答えに近づけていく意識が大切です。最初の回答を元に、追加の質問や修正指示を出しましょう。
    • : ありがとう。そのアイデアいいね。2つ目のアイデアについて、具体的なSNSの投稿文を3パターン作成してくれないかな?
  5. 参考例や手本を示す
    ・望ましい回答の形式や文体がある場合は、その例を先に示してあげると、AIはあなたの好みを学習し、それに近い形で出力してくれます。
    • 例: 以下の例のように、文章を要約してください。(例)原文:[長めの文章] → 要約:[短い要約文]では、この文章を要約してください:[要約してほしい文章]
  6. プロンプトの基本構文(含めるべき4つの要素)
    これを「構文」と捉えると、プロンプトの作成がより簡単になります。常に全ての要素が必要なわけではありませんが、意識すると効果的です。
    [役割] + [背景と目的] + [具体的な指示] + [出力形式の指定]

出力形式を指定する
 箇条書き、表形式、マークダウンなど、希望するフォーマットを明確に伝えましょう。
  プロンプト例:日本の主要なECサイトを5つ挙げ、それぞれの特徴と主なターゲット顧客を表形式でまとめてください。
条件を細かく設定する
 文字数、含めるべきキーワード、除外する要素などを指定します。
  プロンプト例:リモートワークのメリットについて、800字程度のブログ記事を作成してください。「柔軟性」「生産性」「ワークライフバランス」というキーワードを必ず含めてください。専門用語は使わないでください。
思考プロセスを尋ねる
 複雑な問題の答えだけを求めるのではなく、なぜその答えに至ったのか、手順を追って説明させることで、間違いに気づきやすくなったり、応用が効く知識を得られたりします。
  プロンプト例:この数学の問題を解いてください。答えだけでなく、どのような手順で、どの公式を使って計算したのかをステップ・バイ・ステップで解説してください。
複数の選択肢を出させる
 一つの答えに絞らせるのではなく、複数のアイデアや案を出させることで、発想を広げることができます。
  プロンプト例:新しいカフェの店名を考えています。クリエイティブな名前のアイデアを10個提案してください。親しみやすく、覚えやすい名前が希望です

AIの理解を助ける代表的な記号

 AIは書かれた文章をそのまま解釈しようとするため、記号を使って指示の役割や範囲を明確に区切ってあげると、より正確に意図を汲み取ってくれます。
ハッシュマーク # 
 プロンプトであれば、見出しを表します。Markdown(マークダウン)記法で「#」の数によって見出しのレベル(大きさ)が変わります。
括弧(かっこ) 「」 【】 ()
 括弧は、情報の役割を区別したり、範囲を明確にしたりするのに最も便利です。
「 」 : AIに処理してほしい具体的な文章やキーワードを囲むのに使います。
  例: 「明日は晴れる」という文章を、もっと丁寧な表現にしてください。
【 】 : 指示のカテゴリや役割をラベリングするのに役立ちます。
  例: 【役割】あなたはプロの編集者です。【指示】以下の文章を小学生にも分かるように書き換えてください。
引用符・バッククォート """ “`
 長い文章、データ、またはコードなどを他の指示と明確に区別したい場合に使います。情報の「かたまり」をAIに認識させることができます。
  例:以下の記事を3行で要約してください。”””(ここに長い記事の文章を貼り付ける)”””
箇条書き - 1. 2.
 複数の指示や条件を出す場合に、一つずつ確実に実行してもらうために使います。複雑な要求を分解して伝えるのに最適です。
  例:以下の作業を行ってください。- まず、この文章を要約する- 次に、この文章に合うタイトルを3つ考える- 最後に、SNS投稿用の紹介文を140字で作成する
**これらの記号は、AIに「ここからここまでがデータだよ」「これは指示のカテゴリ名だよ」と教えてあげるための道しるべのようなものです。**(”この範囲内は太字です”との記号)

ローカル

  • ollama

制作例

小論文添削
考え方
 AIは客観的な分析や多角的な視点の提供が得意ですが、個性や全体の文脈を理解することはできません、そこで、以下のような役割分担をします。
AIの役割
・誤字脱字、文法的な誤りのチェック
・文章構成の客観的な評価(序論・本論・結論の流れなど)
・論理の飛躍や矛盾点の指摘
・主張の根拠が弱い部分の特定
・より良い表現や語彙の提案
・別の視点や反論の提示
あなたの役割
・AIの指摘が妥当かどうかの判断
・個性に合わせたフィードバックの調整
・良かった点、努力を具体的に褒める
・内容と関連付けた指導
・人間的な成長を促すような、温かみのあるコメントの追加

Translate »