サクラエディタ 基本操作説明書
1. 起動と終了
- 起動:
- 通常は、デスクトップやスタートメニューにあるサクラエディタのアイコンをダブルクリックします。
- コマンドプロンプトや「ファイル名を指定して実行」から sakura.exe を実行することでも起動できます。
- 終了:
- メニューバーの「ファイル(F)」→「終了(X)」を選択します。
- ウィンドウ右上の「×」ボタンをクリックします。
- 未保存のファイルがある場合は、保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
2. 新規ファイルの作成と保存
- 新規作成:
- メニューバーの「ファイル(F)」→「新規(N)」を選択します。
- または、ツールバーにある「新規作成」アイコンをクリックします。
- 新しい空の編集ウィンドウが開きます。
- 保存:
- メニューバーの「ファイル(F)」→「上書き保存(S)」または「名前を付けて保存(A)…」を選択します。
- 初めて保存する場合は、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。
- 保存場所、ファイル名、文字コード(通常は自動判別またはUTF-8を推奨)を指定して「保存(S)」ボタンをクリックします。
- 「上書き保存」は、現在編集中のファイルを同じ名前と場所で保存します。
3. ファイルを開く
- メニューバーの「ファイル(F)」→「開く(O)…」を選択します。
- または、ツールバーにある「開く」アイコンをクリックします。
- 「開く」ダイアログボックスが表示されるので、開きたいファイルを選択して「開く(O)」ボタンをクリックします。
- 最近開いたファイルは、「ファイル(F)」メニューの下部にリスト表示されます。
4. 文字の入力と編集
- 開いたウィンドウや新規作成したウィンドウに、キーボードから文字を入力します。
- 基本的な編集操作:
- カーソル移動: 矢印キー(↑↓←→)、Homeキー(行頭)、Endキー(行末)、Page Up/Downキー(画面単位の移動)
- 文字の削除:
- カーソル位置の文字を削除: Deleteキー
- カーソル位置の前の文字を削除: Backspaceキー
- 改行: Enterキー
- 文字の選択:
- マウスでドラッグ
- Shiftキーを押しながら矢印キーで範囲選択
- Ctrl + Aキーで全選択
- コピー: Ctrl + Cキー(選択した文字列をクリップボードにコピー)
- 切り取り: Ctrl + Xキー(選択した文字列をクリップボードにコピーし、元の場所から削除)
- 貼り付け: Ctrl + Vキー(クリップボードの内容をカーソル位置に貼り付け)
- アンドゥ(元に戻す): Ctrl + Zキー(直前の操作を取り消し)
- リドゥ(やり直し): Ctrl + Yキー(アンドゥで取り消した操作を再度実行)
5. 文字の検索と置換
- 検索:
- メニューバーの「検索(S)」→「検索(F)…」を選択します。
- または、ツールバーにある「検索」アイコンをクリックします。
- 「検索」ダイアログボックスに検索したい文字列を入力し、「次を検索(N)」ボタンをクリックします。
- 「上へ検索(P)」「すべて検索(A)」「選択範囲内(I)」などのオプションも利用できます。
- 置換:
- メニューバーの「検索(S)」→「置換(R)…」を選択します。
- 「置換」ダイアログボックスに、検索する文字列と置換後の文字列を入力します。
- 「置換(R)」ボタンでカーソル位置の文字列を置換、「すべて置換(A)」ボタンでファイル全体の該当する文字列を置換します。
- 「次を検索(N)」ボタンで、置換する前に確認できます。
6. 表示設定
- 文字コード: メニューバーの「ファイル(F)」→「文字コード指定(C)…」で、ファイルの文字コードを確認・変更できます。
- フォント: メニューバーの「表示(V)」→「フォント(F)…」で、エディタの表示フォントやサイズを変更できます。
- 行番号: メニューバーの「表示(V)」→「行番号(L)」で、行番号の表示/非表示を切り替えられます。
- ルーラー: メニューバーの「表示(V)」→「ルーラー(R)」で、ルーラーの表示/非表示を切り替えられます。
- 強調表示: プログラミング言語など、ファイルの種類に応じてキーワードなどが色分け表示されます(設定が必要な場合があります)。
7. その他の便利な機能
- タブ機能: 複数のファイルを1つのウィンドウ内でタブ表示できます。新しいタブは、メニューバーの「ファイル(F)」→「新しいタブ(T)」または Ctrl + Tキーで開けます。
- 矩形選択: Altキーを押しながらマウスをドラッグすると、矩形(長方形)の範囲を選択できます。
- マクロ: 定型的な操作を記録・実行できます(高度な機能)。
- アウトライン解析: ファイル内の構造を解析して表示できます(対応するファイル形式の場合)。
8. 困ったときには
- ヘルプ: メニューバーの「ヘルプ(H)」→「ヘルプ(H)」で、サクラエディタのヘルプファイルを参照できます。
- サクラエディタの公式サイト: より詳細な情報や最新の情報は、サクラエディタの公式サイトで確認できます。